日々是漬け酒

オレンジの漬け酒 スパイスを考える 2023年8月2日

オレンジの果実酒 スパイスを考える

さて、オレンジの漬け酒にスパイスを合わせます。
未完成の漬け酒とスパイスをペアリングしながら、味の到達地点を想像します。この作業が、楽しくもあり迷いもありと漬け酒の醍醐味のひとつ。

  1. 果肉で漬けた3種(小瓶で漬けました)
    1. 「シャレット・ブラン」
      ハツラツとした柑橘味なので、ティムルとピンクペパーを加えて、柑橘の刺激と華やかさをプラス。
    2. 「ディプロマティコ・プラナス」
      まろやかな柑橘味とコクがあるので、ローズペタルとコリアンダーを加えて優雅さとエキゾチックなアクセントを。
    3. 「ウェーバーハウス・プラタ」
      フレッシュな柑橘味なので、タイムと完熟赤胡椒を加えて、快活なイメージに。
  2. 「ロン・マツサレム グランレゼルヴァ15」(オレンジのスライスを漬けています)
    トロッと甘く、まろやかなコクに。余韻も豊かなので、クローブとシナモンの外皮を加えて、さらに濃醇な仕上がりを目指します。

最後に「シャレット・ブラン」のシュラブ。あれこれペアリングしていたら、舌がバカになってきたので、今日はここまで。次回に持ち越しです。

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