さて、オレンジの漬け酒にスパイスを合わせます。
未完成の漬け酒とスパイスをペアリングしながら、味の到達地点を想像します。この作業が、楽しくもあり迷いもありと漬け酒の醍醐味のひとつ。
- 果肉で漬けた3種(小瓶で漬けました)
- 「シャレット・ブラン」
ハツラツとした柑橘味なので、ティムルとピンクペパーを加えて、柑橘の刺激と華やかさをプラス。 - 「ディプロマティコ・プラナス」
まろやかな柑橘味とコクがあるので、ローズペタルとコリアンダーを加えて優雅さとエキゾチックなアクセントを。 - 「ウェーバーハウス・プラタ」
フレッシュな柑橘味なので、タイムと完熟赤胡椒を加えて、快活なイメージに。
- 「シャレット・ブラン」
- 「ロン・マツサレム グランレゼルヴァ15」(オレンジのスライスを漬けています)
トロッと甘く、まろやかなコクに。余韻も豊かなので、クローブとシナモンの外皮を加えて、さらに濃醇な仕上がりを目指します。
最後に「シャレット・ブラン」のシュラブ。あれこれペアリングしていたら、舌がバカになってきたので、今日はここまで。次回に持ち越しです。